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プロジェクトの再生 ► MIDIライブ演奏の操作~MIDI Thru

MIDIキーボードやコントローラを弾くときにSONARが鳴らす音は、SONARが受信したMIDIデータをどのハードウェアまたはソフトウェアシンセへ送信するかで決まります。これはMIDI Thruとよばれます。デフォルトでは、SONARのカレントトラックアウトプットフィールドにリストされているMIDIアウトプットまたはプラグインシンセにデータが送信されます。トラックビューのトラック名背景で、1つだけ色の違う(初期状態では黄色)トラックがあります。これがカレントトラックです。コンピューターの上下カーソルキーを押すと、カレントトラックは、前後のトラックへ移動します。
各トラックにはインプットモニター/Thruボタンがあり、これでトラックがMIDIデータをThruさせるかどうかをコントロールします。ボタンには、オン 、自動 、オフ の3つの状態があります。ボタンがオンのときは、トラックの設定に従ってMIDIデータがThruされます。カレントトラックになると、自動モードになり、カレントトラックの設定に従ってMIDIデータがThruされます。オフではMIDIデータはThruされませんが、初期状態ではカレントトラックをオフの状態にすることはできません。編集|環境設定|MIDI|録音/再生カレントMIDIトラックをThruオプションをオフにすると、カレントトラックのMIDI Thruをオフにできます。
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トラックのインプットモニター/Thruボタンをクリックする。
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編集|環境設定|MIDI|録音/再生カレントMIDIトラックをThruオプションが有効になっているときは、トラックをカレントトラックにする。カレントトラックになると、インプットモニター/Thruボタンがオフになっていた場合は に変化し、自動的にデータがThruされる。
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編集|環境設定|MIDI|録音/再生カレントMIDIトラックをThruオプションが無効になっているときは、トラックのインプットモニター/Thruボタン をオンにする。
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これはSONARのデフォルトの動作であるため、コンピュータキーボードの上矢印キーか下矢印キーを使ってカレントトラックを選択します(カレントトラックのトラック名の背景色は薄くなっています)。それから、トラックインスペクターまたはコンソールビューを使用して演奏するシンセを選択します。これは、トラックのアウトプットバンクパッチ、およびチャネルのフィールドを使用して実行できます。すべてのMIDI入力ポートからのMIDIメッセージはマージされ、カレントトラックを通って送信されます。このとき、トラックのインプット欄がOmni(または、すべての入力-Omni)になっているのを確認してください。
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初期状態から設定を変更した場合は、カレントトラックのインプットモニター/Thruボタンが点灯しているのを確認します。
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カレントトラックのMIDI Thruをオフにしたいときは、編集|環境設定|MIDI|録音/再生カレントMIDIトラックをThruオプションをオフにします。次にカレントトラックのインプットモニター/Thruボタン をオフにしてキーボードを弾くと、SONARはMIDI Thruをしません。
1.
トラックインスペクタまたはコンソールビューで、トラックごとに、アウトプットチャンネルバンクパッチ欄を設定し、各シンセを鳴らせる状態にします。
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なし:MIDIを受信しません。ただし実際にはなしの状態で録音待機にすると、自動的にすべての入力-MIDI Omniに切り替わり、すべてのポート、すべてのチャンネルのMIDIメッセージを受信します。
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(MIDI入力ポートの名前)- MIDI Omni: 指定されたMIDIポートからのすべてチャンネルのメッセージを受信するようになります。
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(MIDI入力ポートの名前)-MIDI ch 1-16: 指定されたMIDIポートからの指定されたチャンネルのメッセージだけを受信するようになります。
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プリセット:MIDIインプットマネージャで作成したプリセットを呼び出します。
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MIDIインプットマネージャ:任意のポート/チャンネルを受信するように設定する、MIDIインプットマネージャを開きます。
3.
鳴らしたいトラックのインプットモニター/Thruボタン がオンになっているのを確認します。
1.
トラックのインプット欄で、メニューからMIDIインプットマネージャを選びます。
MIDIインプットマネージャ・ダイアログが表示されます。
これで、インプット欄のメニューのプリセット以下に、作成されたプリセットが表示されるようになります。プリセットを編集するときは、MIDIインプットマネージャのプリセット欄で編集したいプリセットを呼び出して、編集し、保存します。プリセットを削除するときは、プリセットを呼び出して、削除ボタンをクリックします。
4.
各トラックのインプットモニター/Thruボタン をオンにします。
コントロールバーのミックスモジュールにあるインプットモニター オン/オフ・ボタン をクリックします。
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